ユーシン渓谷・同角山稜(西丹沢・神奈川県)
2010年3月21日-22日
寄(やどりき)-雨山峠-ユーシンロッジ-同角山稜-石棚山-玄倉
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小田急線新松田駅から丹沢の登山口寄(やどりき)まで路線バスで25分。一般道を2.5km歩いて寄沢へ 今回参加してくれた西田君と前田隊長
この季節、山ではお札の原料となる「みつまた」の薄い黄色の花がたくさん咲いていた。急峻な崖に鹿を2頭見かけるが写真には撮れなかった。 途中寄沢の河原を歩く
寄沢を渡る ガレ場を通って雨山峠に向かう。
昔の峠道の名残があった。 石の上に雨山峠の方角の表示
雨山峠に向かう 雨山峠に到着、小休止。
雨山峠からユーシン渓谷までの下りでは、岩にへばりついた様な「桟道」を通り 玄倉林道に到着、下りに40分。
静かな渓谷をユーシンロッジに向けて歩く。 大きなもみの木、大きな杉に囲まれた ユーシンロッジに到着、寄(やどりき)からロッジまで5時間。 ユーシンロッジの設備が立派なのに驚く、公衆トイレ、電気も水も使える。
この日も天気が良く見上げれば大きなもみの木が見える もみの木の向こうに見える空は夏の様に見えた。 ユーシンロッジの避難小屋に泊まる。
ロッジ前の芝生の庭で恒例の乾杯と酒盛りを3人だけで行う。 翌朝出発前ユウーシンロッジで写真を撮る
ロッジの左にある橋を渡って大石山にむけて出発、 約500mの険しい登りが待っていた。 大石山の山頂近くにはその名の由来となった「大石」があり昔のハーケンの後があった、その岩の向こうに雪を頂いた富士山が見えてきた。
大石山では双眼鏡を使い位置を確認している前田隊長と地図で場所を確認している西田君。 澄み切った空の向こうに白い富士山が見える
細いコルが
あり、誰も通
らないのか
踏み跡はほ
とんど消えか
けている。
大石山~石小屋ノ頭~同角ノ頭に続く同角山稜は細かなアップダウン
緑が無い早春の山々の向こうにある真っ白な富士山はいつ見ても美しいと思う。  地図上では[危]、[迷]の文字がたくさん表示されている場所だ。
同角ノ頭までの間に崩れそうな橋がかけてあるキレットがある。 ザンザ洞キレットを登ってきたところ
同角ノ頭<どうがくのあたま>に到着し大休止。
テシロノ頭から石棚山までは快適な尾根道を満喫 巨ブナを抱く




石棚山の先で左に折れ、西丹沢県民の森方面に下る。この下り道はほとんど不明瞭で道標も無い! 地図を頼りに尾根道を正確に下り、西丹沢県民の森から玄倉(丹沢湖ビジターセンター)まで歩く。 玄倉バス停から路線バス50分で小田急新松田駅に戻る。