前田隊長の長年の夢である葛根田川遡行の計画に惹かれ、2007年度の行動計画のメインイベントとして準備をしてきました。 関東から岩手山西部の葛根田川流域は約650kmあり長距離ドライブとなり
ます。 車中で前泊。 また、帰りは活発な秋雨前線の停滞で1泊余儀なくされました。 余裕を持った計画が必要です。 |
|
|
滝ノ上温泉の「鳥越ノ滝」です、周りの煙は地中から噴出している硫黄です |
滝ノ上温泉の駐車場に車を置く、近くの山々にも地中からガスが噴出している |
|
|
始めて見る地熱発電所です、「葛根田地熱発電所」はこの様な施設が複数ある複合施設でした |
大きな看板の横にある2つ目のゲートの先で葛根田川に入渓開始(12:20) |
|
|
入渓後、大きな房のやまぶどうを発見、これは珍しい |
入渓地点付近の川原は石がゴロゴロしています |
|
|
ナメ床がはじまりました |
普段はカメラ担当の近藤隊員も写真を撮ってもらう |
|
|
岩盤を滑るように水が流れる滝 |
ジャブジャブ川の中を行きます |
|
|
辺りの写真を撮っていると置いていかれそうです |
小さな波が連続して岩盤を流れ落ちているような美しい滝 |
|
|
大深岳と乳頭山に囲まれた広い流域の水が葛根田川に集中、増水時には要注意 |
東北の豊かな山の緑を川面に映した葛根田川 |
|
|
登攀技術を必要とする場所はほとんどありません |
利直隊員とわかさ隊員が右岸をへつっているところ |
|
|
残雪期の山の雪上で見られるようなスプーンカットのようなナメ床もありました |
初秋の強烈な陽射しを受けて輝く葛根田川 |
|
|
「お函」地帯に到着 |
右岸は歩いて通れるようになっています |
|
|
小滝とトロの連続です |
|
|
|
「お函」を上流から撮りました |
大石沢の出合です、写真中央が周辺より高くなっていてここでテントを張って泊まることにしました(15:40) |
|
|
大石沢出合には理想的なテントサイトがあります |
秋のりんどう |
|
|
流木を集めて焚き火 |
大石沢の出合には綺麗な水が流れています |
|
|
テントでの食事風景、左奥が大石沢 |
北ノ又沢を遡行開始する、いわなの魚影を多く見かけるが写真に撮れません(07:00) |
|
|
ここが釣りのポイントか |
ナメ床が連続します |
|
|
|
|
|
中ノ又沢の出合 |
|
|
「大の字」に似た花を付けた「大文字草」 |
緑色の岩の上を透明な水が流れている |
|
|
中ノ又沢の滝 |
葛根田の大滝に到着しました、ここは大きく右から巻きます、右下のわかさ隊員と滝の大きさを比較して下さい、2段25mあります |
|
|
滝ノ又沢の出合、左奥に滝が見えます |
東北のフキは大きい |
|
|
わかさ隊員が先頭で「石滝」帯に挑戦 |
利直君がどこから顔を出すかカメラを構えていたら、右上の岩から熊の様に出現 |
|
|
「石滝帯」を越えてもナメがまだまだ続く |
ネットや本のルート図により遡行して最後の源頭部では大きな岩に囲まれた滝つぼのようなところに出ました。台風などの増水でルートが変わってしまったようです、左から大巻きして岩の上を目指す(12:20) |
|
|
八瀬森の山麓を東に向かって彷徨したあとトラロープを発見、矢印に従って登ったら八瀬森の湿原にヒョッコリ出ました、前田隊長は夢がかない感無量(14:29) |
八瀬森の湿原は泥炭が多量に蓄積されて周囲よりも高くなった様な高層湿原でした |
|
|
目的を達成し湿原で記念写真 |
八瀬森山荘を探しに出発、実は山荘は逆の方角の森の中にありました |
|
|
八瀬森山荘を発見、山荘は高い木々に囲まれた林の中にあります(15:01) |
山荘は新しく改築され設備も整っており快適に過ごせました |
|
|
夜中過ぎから大雨が降りだしました、雨の中出発(07:20) |
「関東森」に到着、付近の山道は倒木が多く、通行に時間がかかります |
|
|
大雨の中、ブナの木が幽玄な姿を見せていました |
標高1283m地点に到着、明通沢へ降りる道は見つかりませんでした(09:00) |
|
|
関東森〜関東森分岐には名も無い小さな湿原、池塘がたくさんありました |
天気が良かったら最高の縦走路です。 |
|
|
大深岳と三ツ石山を分ける「関東森分岐」です(10:38) |
無事、三ツ石登山口(滝ノ上温泉)に到着しました(15:46) |