きたまたざわ
北岐沢(片品川)-小松湿原-ブナ沢
2009年8月21日−8月23日
大清水駐車場−奥鬼怒林道−岐沢<登り>-小松湿原-ブナ沢<下り>−大清水駐車場
が付いている写真は拡大画像にリンクしています
当初、西丹沢(神奈川県)か宝川温泉(群馬県)近くの沢にしようかと考えていましたが、前田隊長も遡行したことのない空白地と言うことで尾瀬の近くの
片品川上流の北岐沢(登り)
- 小松湿原-ブナ沢で下降することにしました。 北俣沢は去年遡行した小渕沢(コゴリ沢)の上流にあります。
大清水駐車場から出発 (09:02) 奥鬼怒林道を歩く、
アサギマダラ 左には綺麗な滝が見える
去年遡行した小渕沢の時より新たに鹿よけの柵が2つできていた 昨年度沢登りした小渕沢への入り口で(左方面)
これは猿梨の実ですがまだ熟していません ようやく入渓地点に到着、ここまでアプローチに2時間 (10:58)
よく見ると入渓地点には青のテープがありました 沢登用の靴に履き替えて北岐沢入渓開始、最初だけ足が冷たい
小さな滝、なめの連続 先行する4人のグループが釣りをしていましたが魚影なく釣果はなし
滝の横に無粋な工事用ワイヤーがありました 利直君がよいしょと登ってゆく
巨大な石の下を利直君が慎重に通過、右手に持っているカメラが危なっかしい 近藤隊員、バランスを崩しながらも沢を渡ってゆく
大きなかまを持った滝に遭遇 先行のパーティーはこの後泳ぎ!おじさんパーティーは完全防水ではないので諦める
利直君が「はっけー」と言ってかまをへつっています、「はっけー」は新潟県下越地方の方言、冷たくてしびれると言った意味です、近藤隊員もまねしてハッケ〜〜 4段の滝です、先行パーティーがロープを出して滝に取り付いている
ここでは前田隊長がロープを出して先行 4段の滝を上から見たところ
小さな滝、なめが続きます
左に大きながれの場所を通過 なめは2008年に遡行した小渕沢の様に明るいオレンジと茶色です
北岐沢を遡行し、川が左から合流する地点を探すが見つか
らない、その前に大滝が現れる、滝の左右は崖で登れない
ここは滝の右を大きく巻く、滝の上から滝を覗き込むと左から小さな滝が合流していた左右から滝が合流している、これは2008年に遡行した笛吹川の両門の滝を思い出す
さらに進む 
左側の滝はよく見ると2段になっている平面の地図上では分からない立体的に合流した地点だった
GG利直君ご機嫌 トイ状の小滝を近藤隊員が登る
また滝に遭遇 泊まる準備を開始 (15:43)
翌朝、遡行再開 (7:28) なめが続きます
またなめ、でも色が違う灰色に紫の斑点がありました 流木地帯に入ってきました
それでも滝に遭遇 利直君による修行僧のパフォーマンス
 これはカニコウモリ 
 トリカブトです
流木でおじさんおどける もうじき小松湿原
かわいい小松湿原に到着 (9:05) いつものおじさんで記念撮影
シロバナトウウチソウ  
しばし小松湿原を堪能、尾根道はこの写真の左奥 黒岩山と鬼怒沼山を結ぶ尾根道に向かう
黒岩山と鬼怒沼山を結ぶ尾根道に出る、[小松湿原]と書いた青地に黄色の案内板
がありました
だいたいこの辺りと青色の印がある場所の近くから沢筋に降りる
ブナ沢の源頭部です 沢を下りに使うのははじめて
ブナ沢には比較的落差の大きな滝が2つあります、近藤隊員が練習を兼ねて懸垂下降で降りてきます 導水管を通ったら奥鬼怒林道に出ました
奥鬼怒林道に出たところの近くに立派なトンネルがあります、向こうに見えるのは奥鬼怒温泉方面です、こんな山奥になんと「もったいない」事か! この後約2時間奥鬼怒林道を下り、大清水の駐車場に戻りました