にっぱくさん
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土樽駅の西に位置する、棒立山・タカマタギ・日白山・二居俣ノ頭、その先にある平標山に続く尾根は北から南に続いています。 地図には「積雪期に登られる谷川連峰の展望良い」と紹介されていました。
夏道は無く、まさに残雪期の5月のこの時期でないと登れない山です。
2011年の冬は寒さが厳しく新潟・群馬県境の三国峠地域は雪が多いだろうと予想していましたが、登山するための雪の状態は1週間くらい遅かったのかなと思います。 今回の連休も天気に恵まれて最高の尾根歩きを楽しみました。 場所と時間を掲載しましたので参考にして下さい。
土樽駅で前夜祭、車を関越自動車道の近くに置く2~3台のスペースあり
今回参加は前田隊長、近藤、山内の3名
[7:03]
毛渡(けど)橋を渡る
JRの上越線の鉄橋を潜る 取り付き場所が一つのポイントなのか、赤テープが沢山ついている。
ここは栗原隊員からアドバイスの有った鉄塔を目指してゆるい尾根から登る [7:38]
若いブナの林の中を行く、雪は予想以上に少ない ぜんぜん余裕の山内さん
棒立山が見える尾根の位置まで着ました [10:01] ショウジョウバカマが咲いていました
とうとうアイゼンを付けたままのヤブコギに突入! ブナの傾きの通りの急斜面を登る
快適な尾根歩きに山内さんもニコニコ 棒立山の頂上直下の斜面を登る前田隊長
足が完治していないのか大変そう
棒立山からタカマタギ~日白山への続く稜線が見えてきました 棒立山(1,420m)に到着 [12:39]
稜線の右、西側にある苗場山とその周辺を見ています 棒立山からタカマタギに向かう
黄砂の影響か雪面は意外と汚い  振り返ると棒立山が見える
足元を見るととても深そうなシュルント(雪原にできた割れ目)がある タカマタギの頂上近くの杉のブッシュに苦労しているところ
頂上の向こうにはタカマタギ~日白山の稜線が見えてきました タカマタギ(1,529m)に到着 [14:24]
近藤隊員のピッケルの先は日白山です テントをはれそうな場所を探す
テントはタカマタギ~日白山の間の比較的平らな場所に決めました テントの中では担ぎ上げた豚シャブを堪能、実に嬉しそうな山内さん
早朝のテントサイト [4:36] テントの窓から谷川岳のオキの耳、トマの耳が見える、
新潟側から見る機会はそれほど多くは無いだろう
テントの撤収作業 さあ今日もぐあんばるぞ [6:55]
夜遅く雨が降りましたが今日は天気が良さそう 先回りして歩いてきた稜線と二人を撮る
シュルントの尾根を行く山内さんと近藤隊員 左奥の平たい頂上の苗場山、その右に霧ノ塔
気持ちの良い稜線歩きが続きます 日白山に到着[8:10]
とりあえず日白山から平標山方面に向かう 日白山~二居股ノ頭~平標山に続く尾根
平標山まで行けそうか思案中 素晴らしい稜線歩きに山内さんも感激!
結局長釣尾根を降りることにしました [8:52] ブナの木を使っていちびっている前田隊長
マウスを画像に置いてください
 長釣尾根を下る
     
長釣尾根を下る隊長と山内さん(画像をクリックしてください、動画①) 尾根歩きを楽しんでいる(画像をクリックしてください、動画②)
長釣尾根のナイフリッジを下る(画像をクリックしてください、動画③)     左右が切り立ったナイフリッジを行く
南側の尾根に間違って降りてしまいそうなところのブナに古い切付けがある  ナイフリッジが続く尾根道を山内さんが笑顔(?)で行く
右に谷川岳、左に棒立山~タカマタギの稜線に囲まれた長釣尾根は吹き溜まりになっ
ているのか雪が多く残っている
、登りにも使えそう
 残雪期のコシアブラの山行ではシリセードが無いと終われません
マウスを画像に置いてください
長釣尾根には大きなブナがたくさん 長釣尾根のイワウチワ
毛渡沢に降りてきて見つけたフキノトウが綺麗に咲いていました [12:05] 最後の最後に登山靴を脱いでの渡渉が待っていた、山内さんは大きなビニール袋で渡渉!お見事
その後毛渡沢のほとりでキャンプして翌朝帰りました!