神奈川県の西丹沢には有名な地図でも何も記載がない空白部分が有ります。
 丹沢湖に西からそそいでいる世附川と山梨県との県境と、城ヶ尾山から南に下る大又沢に囲まれているエリアです。
 今回は浅瀬橋から椿丸に登り、菰釣山にいたり、城ヶ尾峠から信玄平・地蔵平と一周するコースです。
 一般登山道ではありませんが、踏み跡はある 程度あるだろうと想像していましたが、城ヶ尾峠から信玄平をへて地蔵平に向かう道は消えかけています。
 菰釣山から城ヶ尾峠の間の尾根道はとても静かで真冬の厳しさが有りました。

 今回は山行中のGPSログを取ってみました、右の図はログ記録をGoogle Earth に読み込んで3Dマップ上に反映したものです。
 信玄平では、2度下りの道を探していたのもGPSにしっかり残っていました。右図と右図の文字、以下2つのアイコンをクリック!
今回は3人で挑戦 09:00 久しぶりに参加してくれた利直君が明るい
浅瀬橋の近くから尾根に取り付くところがあった 09:11 前田隊長が先陣を切る
ホールドとなる木や草が少ない、岩がグラグラいていて少し危ない 細い木をつかんで尾根道に向かう
尾根には下草は無く尾根道はすっきりしている、確かに椿が多いだれが植えたんだろう? 標高500m以上は雪景色の様だ
鹿よけのフェンスの近くにミツマタの群落があった 雪は降っていないけどちらほら見えるようになってきた
赤い枯葉の杉林の中でミツマタが咲いている 雪落ち葉の上に雪が積もった程度でそれほど滑らない
登り下りが続いて苦しい 椿丸に到着 12:41
椿丸から東側は開けているこれから向かうルートが見える
少し下って椿丸を見上げる 織戸峠に到着
大栂に向かう 大栂に到着 15:15
菰釣山に向かう、この高度になると笹やぶが残っている 菰釣山に到着、雪が降っているわけでもなく風もなくとても静かだ 17:05
菰釣山から菰釣避難小屋に向かう、尾根道の積雪は5cmから10㎝程度 尾根道がガスってきた
防寒対策はしてきたので寒くは有りません 菰釣避難小屋に到着、ここで1泊、吐く息が真っ白 17:41
この時期だれもいないと思ったら単独行のおじさんが居て驚く 翌朝菰釣避難小屋を出発 07:00
城ヶ尾山に向かう、大きな登り下りはほとんどない 雪は降っていない、風もない静かな尾根歩きとなる
この枝には雨が降って短いつららになり、そこに北から雪が付着して海老の尻尾
ができた
長さが5cm位の海老の尻尾、氷はとても乾いてる、触れ合うとカラカラと音がする
そのなかでも大きなブナの木が生きている 尾根道には雪に隠れている根っこが滑るので要注意
利直君が立っているところが尾根道 やぶの中に尾根道を探して進む
幻想的な山みちを進む 城ヶ尾山に到着 09:00
城ヶ尾峠に到着、ここから信玄平方面に降りる 09:14 地図では「難路」、道はほとんど分からない、橋も壊れて使えない
信玄平への道標を見つけて一安心 地蔵平に降りる場所が分からなくてルートを探す、赤と黄色のテープがあった
ところで下る、杉の枯葉は滑らないが隠れた杉の枝は良く滑るので要注意
途中迷いそうなところにテープを張る 地蔵平に到着しました 11:47
地蔵平の河原で大休止、雪もなく暖かい 今回もご苦労様でした